2014年08月18日

事業承継成功事例

愛知県の山奥にある酒造メーカーへ社会見学に行ってきました。
社長は40歳で、十数年かけて事業を引き継いだそうです。

お酒造りは24時間つきっきりの工程もあり、とても重労働で、専門職である杜氏もほとんどが高齢化し、跡を継ぐ者はいないそうです。

そこで、専門職で無くてもお酒を造ることができるように、機械化、自動化、データ化を徹底して行いました。その結果、普通の会社勤めと同じ働き方ができ、社員の確保につながっています。山奥でもあり労働人口も少ないので、女性社員の活用も重要で、子育て後の再雇用にも積極的に取り組んでいます。

自動化といっても、機械の不具合や故障、停電、地震等の場合はどうするのか。そんなトラブル時はセコムへ通報され、セコムから役員、担当者へ連絡がいき、直ぐに駆け付けるようになっています。

ここでの成功の種は次ではないかと思います。
1 新社長が、大学で発酵等を学んでいたこと
2 杜氏から、機械化、自動化を進めるように言われたこと
3 前社長の幹部社員がほとんど退職したこと
4 社員が繁忙期以外には、農業に従事したこと
5 通常の生産体制の他、多種少量生産の体制を作ったこと
6 海外への販路を開拓したこと

この地域の生産高、雇用、納税に貢献しており、地域にはなくてはならない会社となっています。事業承継の成功は、地域の再生にも必要なものと思います。


posted by NBP at 01:20| 日記