2017年06月20日

世界難民の日

6月20日は、世界難民の日です。

2000年12月4日、国連総会で、毎年6月20日を 「世界難民の日」(World Refugee Day)とする旨が決議されました。この日は、もともとOAU(アフリカ統一機構)難民条約の発効を記念する「アフリカ難民の日」(Africa Refugee Day)でしたが、改めて、難民の保護と援助に対する世界的な関心を高め、UNHCRをはじめとする国連機関やNGO(非政府組織)による活動に理解と支援を深める日にするため、制定されました。
http://www.unhcr.or.jp/html/event/info/

今の日本は、難民としての保護を求めている人に対し、「困ったら、ぜひ、日本に来てください、日本は、あなた方を保護します」とは、言えない国です。

日本で、難民と認定される可能性は、1パーセントもありません。

難民を支える制度も、十分には、整備されていません。

私は、1999年に弁護士業務を始めた当初から、難民事件に関わっています。

日本において、難民認定が多かったのは、ビルマ出身の難民です。

ビルマの政権が、少なくとも表面上は、交代したことから、昨年、ビルマを訪問し、日本から、ビルマに帰国したビルマの難民だった人に、お会いしました。

6月17日に、世界難民の日にちなんで、理事をしているNPO法人で、ビルマ出身の難民をスピーカーに招き、『故郷とわたし25年ぶりに戻った祖国ビルマへの思い』というイベントを開催しました。

ビルマに戻れるようになり、帰国したとしても、その後の人生は、ビルマを出る前とは、全く違ったものになるのだと思います。

本国の情勢が変化し、帰国できるようになった後も、異国で難民申請をした人生が戻るわけではなく、その延長線上に、新たな生活が続いていきます。

日本で中小企業、個人の相談を受けながら、日常に追われていると、なかなか立ち止まって考える機会がありませんが、ときには、立ち止まって、何のために生きるのか、考えたいと思います。(弁)
posted by NBP at 21:23| 日記